沐浴の準備ができたら、いよいよ赤ちゃんのお風呂タイムです。
では、実際に赤ちゃんをお風呂に入れてみましょう~☆//
大切なことは2つ!
1つめ、しっかり赤ちゃんをだっこしてみつめましょう。
2つめ、ママとパパはあわてな~いあせらな~い、笑顔&笑顔。
さあ、これを唱えて楽しいお風呂タイムを始めましょう。
洗い方の基本は、手でマッサージをするようによく洗うことです。
そして、せっけんの泡を落とす時はガーゼを使って落としてあげてください。
1.沐浴布をかけて赤ちゃんを抱っこして、ゆっくり足先からお湯につけます。
2.顔を洗います。
別に用意したボウルのお湯で、ガーゼのハンカチをぬらして軽くしぼります。
目→顔全体→口→耳の順番で、一ヶ所ごとガーゼをすすぎます。
目頭から目尻へ、片目ずつぬぐっていきます。
お顔全体を3の字、あるいはSの字を書くようにしてぬぐって、逆へいきます。
お口の周りをぬぐいましょう。
耳をぬぐいます。耳の裏もお忘れなく。
お顔全体を泡立てたせっけんで使って、よく洗い流します。
おでこ→Tゾーン→ほっぺ→あご
3.頭をガーゼを使ってぬらして、円を描くように手全体で洗い、ガーゼを使って泡を落とします。
せっけんがとれたら、ガーゼをぎゅうっとかたくしぼって、頭についた水分をとってあげましょう。
頭から冷えるのを防ぎます。
4.首はVの字を書くようにして洗って、せっけんを流します。
5.赤ちゃんの小指側から、親指を入れるようにして手のひらを洗います。
手の先からくるくる肩まで、肩までいったら手の先までくるくると戻ってそのままお湯の中につけます。
手を離さないことで、あかちゃんがせっけんのついた手をお口に持っていくのを防ぎます。
同じようにして反対の手と腕を洗いましょう。
6.沐浴布をはずして、胸とおなかを時計回りで円を描くようにくるくると洗って、せっけんをガーゼで流します。
7.足はお湯の中でかまいません。
足の先からつけ根に向かってくるくる洗います。
8.背中を洗うために、赤ちゃんをひっくり返してうつぶせにします。
赤ちゃんのわきの下に手を広げて入れて、肩甲骨の辺りに4本の指を、肩のあたりを親指があたるようにしてはさみます。
そしてはさんだ手の手首から肘のあいだに赤ちゃんの胸があたるようにひっくり返します。
くるりんぱっ。
わきを支えていない赤ちゃんの腕を、自分の腕にかけてあげて丸太につかまっているようなポーズにします。
こうすることで安定して、背中がよく見えますね。
首のしわのところもよく見て洗います。
背中は円を描くようにして洗って流しましょう。
9.おまたとお尻を洗います。
今度は背中から表向きに戻してあげましょう。
先ほどと手順は逆です。
首のところへ手をかけて、くるりんぱっです。
おまたは男の子と女の子では違います。
男の子はせっけんをつけて、ちんちんとたまたまの間→たまたまが上がらないように上から下へなぞるようにして洗ってあげましょう。
女の子はせっけんをつけず、指で溝の部分を前から後ろへなでるように洗います。
最後に肛門をくるくるくるっとなでるように洗います。
10.ボウルのお湯やシャワーでかけ湯をします。
11.赤ちゃんをお湯から出して、バスタオルの上に寝かせて、押さえるようにして拭きます。
12.おむつを先にあててからお洋服を着せましょう。
13.髪を整えて、お耳やお鼻のお掃除をしておしまいです。
あとはお片付けですね。
赤ちゃんが欲しがるようでしたら、風呂上りの一杯ならぬ風呂上りのおっぱいをあげましょう。
お白湯(さゆ)でなくても大丈夫です。
母乳ならば好きなだけ飲んで満足すればやめるでしょう。
ミルクならば時間帯や沐浴前の哺乳量を参考にして、少量(20-60cc)準備してあげるとよいでしょう。
赤ちゃんと一緒に、ママやパパもお疲れ様の一杯を楽しんでもいいですね。
お疲れ様でした。
・お耳のそうじ←[前] ・ 赤ちゃんのおふろ(沐浴)~沐浴をしよう!~ [次]→・赤ちゃんのお風呂(沐浴)に必要なもの