新生児のお風呂は、ママとパパとは別のお風呂になります。
新生児のお風呂のことを、「沐浴:もくよく」といいます。
沐浴グッズも赤ちゃんグッズ売り場にいろいろと売られていますね。
いろいろな開発品をよそに、オーソドックスに昔ながらの必要なものだけを私は紹介しようと思います。
その他売られているものは、アイデアグッズとよばせていただこうと思います。
アイデアグッズはあくまでアイデアグッズであって、必須アイテムではないと理解していただけると助かります。
人によっては買わなくてよかったものにあげるかもしれませんし、ある人によっては役立ったものとしてお勧めするかもしれません。
沐浴をする中で何か困ったことがあったり、試してみたいなと感じたものがあれば、予算に応じてお買い求めになることをお勧めいたします。
沐浴をする時期は、赤ちゃんのおへそが乾燥するまでの、極限られた時期のみです。
資源やお金を有効に使うことをおすすめしたいと考えておりますので、たくさんある商品の中から、よく考えて購入あるいはレンタルできるような、情報をお届けしたいと思います。
沐浴をするのは、長くて生まれて3週間ほどです。
生まれて1週間前後は生まれた助産院や産院で過ごすとなると、実際に使用する期間は2週間あまりになるので、この期間も参考にしていただけるとよいかと思います。
必要なもの。
赤ちゃん専用のお風呂(ベビーバス、沐浴槽)
ボウルまたは洗面器
ガーゼのハンカチ
せっけん
温度計
沐浴布
バスタオル
着替え一式
綿棒
赤ちゃん用のくしあるいはブラシ
赤ちゃん用の爪きり
おへその消毒セット
ローションと乳液
赤ちゃんのお風呂を洗う用のスポンジと洗剤
以上です・・・、はい。
私のセレクション(というのでしょか)について、説明させていただきますね。
「赤ちゃん専用のお風呂」とあえて書かせていただきました。
つまりはベビーバスや沐浴槽のことです。
赤ちゃん専用のお風呂になる入れ物なら何でもOKです。
衣装ケースでもいいし、100円の大きめの洗面器や入れ物でもいいですよ。
深すぎず、赤ちゃんがちょこっとつかる程度で十分です。
大人もプールほどの深さがあるお風呂は落ち着きませんよね、それと同じです。
沐浴をする期間だけ、赤ちゃんのお風呂専用に使えるものを用意しましょう。
「ボウルまたは洗面器」を用意します。
ママやパパがグーにした手が入る大きさのものであれば、四角でも丸でも形は何でもいいです。
タッパーでもいいですよ。
これはお顔を洗い流す時とかけ湯にするときのお湯を入れておくものです。
たくさんのお湯が入る必要がありません。
片手でもてる大きさのものを用意しましょう。
沐浴をしている間は、赤ちゃんの沐浴の時以外には使わないようにしてくださいね。
例えば、お料理の時に使ったり、つけおき洗いをする時に使うようなことです。
別の目的で使用することによって、バイキンがついたり沐浴以外の汚れで赤ちゃんの肌が荒れる原因になりますので・・・。
「ガーゼのハンカチ」は赤ちゃんの顔と体を洗う用です。
使用後はお洗濯しましょう。
お口拭きや汗を拭いたり、ガーゼのハンカチは何かと赤ちゃんには大活躍ですね。
低刺激の「せっけん」を用意しましょう。
香りの強くないものを選んでください。
固形タイプでもポンプ式の泡タイプでも、何でもいいですよ。
給湯システムが発達していますが、準備段階のお湯の温度ではなく、赤ちゃんが入浴する時の温度が適当か確認できるように「温度計」を準備しましょう。
一緒に入浴するようになってからも使います。
「沐浴布」はガーゼのハンカチや大きめのハンカチ、手ぬぐいでも十分です。
赤ちゃんに一枚かけてあげるだけで、安心して入ることができますし、お湯に全身が浸りにくいので保温の役目もあります。
「バスタオル」は半分に折って、広げて準備しておきましょう。
沐浴が終わったら、赤ちゃんを包んですぐに拭いてあげます。
「着替え一式」はすべて組んでおいて、おむつも広げて準備しておきます。
赤ちゃんの体を拭き終わったら、すぐに着せて上げられるように、袖は通しておきましょうね。
「綿棒」は大人用で十分です。
赤ちゃん用もありますが、割高ですのでどちらでもよいですよ。
お耳やお鼻のおそうじ、おへその消毒、時には便秘の時の対処にも綿棒は使う必須アイテムです。
赤ちゃんによって髪の毛の量は様々ですが、「赤ちゃん用のくしあるいはブラシ」は用意してあげましょう。
沐浴でさっぱりしたあと、赤ちゃんの髪をとかしてあげます。
髪をとかすということには、頭皮のマッサージ効果がありますので、赤ちゃんの髪の毛の量に関係なくやってあげましょう。
ヘアスタイル作りもなかなか楽しいですよ。
私は赤ちゃんの髪の毛をとかして、整えてあげるのが大好きです。
「赤ちゃん用の爪きり」もお忘れなく。
バスタオルで体の水分を拭ってあげたあと、「おへその消毒セット」で消毒をしましょう。
このとき、おへその中が乾燥してるかよく確認します。
各メーカーからいろいろと販売されるようになった「ローションと乳液」も必要です。
赤ちゃんのお顔をせっけんできれいにしてあげたあと、赤ちゃん用のローションと乳液でスキンケアをします。
うすくお顔全体につけてあげましょう。
赤ちゃんのスキンケアの基本は、「保清・保護・保湿」の3つです。
皮膚のバリアが薄いため、きれいに(保清)してローションと乳液で保護と保湿をすることで、つるつるのお肌を保ち、ぶつぶつ知らずのお肌になります。
最後に「赤ちゃんのお風呂を洗う用のスポンジと洗剤」です。
スポンジは食器用のスポンジを新しく赤ちゃん用におろしてください。
洗剤も食器用の中性洗剤で十分です。
よく湯垢を落として、しっかり洗剤を流したら、よく乾燥させておきます。
これで大丈夫です。
特別消毒に浸す必要もありません。
「時々日光消毒をしましょう」と書いてある本もあるかと思いますが、時代が変化してきて、光化学スモッグやダイオキシン、排気ガスなど空気がきれいである保障がありません。
しっかり乾燥させておくことで、かびや菌の繁殖を防ぐことができますので、あえて私は日光消毒をするようにとはいたしませんでした。
このような理由で、必要なものを紹介させていただきました。
参考にしていただけたら幸いです。
レンタルしたり、友人や家族から借りることもいいですね。
使う前にはきれいに洗ってあげて、赤ちゃん専用で使っていただければ大丈夫です。
楽しいお風呂タイムにするためには、これらのグッズも大切ですが、何よりもママとパパの愛情が一番大切だと思います。
赤ちゃんのお風呂をする日が待ち遠しいですね。
・赤ちゃんのおふろ(沐浴)~沐浴をしよう!~←[前] ・ 赤ちゃんのお風呂(沐浴)に必要なもの [次]→・いつから一緒のお風呂に入れるの?