「夜泣きがあって、大変で・・・」
という言葉は、よく耳にしますね。
夜泣きは夜泣くことですね。
朝泣きとか昼泣きという言葉はないんですよね。
不思議ですね。
夜泣きを国語辞典で調べてみると、乳児あるいは幼児が夜急に泣き出すこと、とありました。
夜急に泣き出すこと、と定義するとして、実は夜泣きの原因は解明されていません、
医学的には2歳頃までには夜泣きはなくなるものとされています。
夜泣きは、夜に突然泣き出すので、大人たちが困る・・・。
睡眠不足でつらい、近所迷惑になる、などの理由で大人にしたらストレスというわけなんですよね。
では泣いている本人にとったら、どうなんでしょうか?
聞いてみなければわかりませんが、なぜ泣いているのか自分ではっきり伝えられない年齢なんですよね、夜泣きがあるころって。
夜の授乳がある頃には、それを夜泣きとは呼ばずにいました。
お子様が夜寝るようになって、夜に大人も一緒に休めるようになった頃に、夜に泣くということがおきているだけなんです。
泣き止ますため、という言葉ではなくて、なぜ泣いているんだろうとママやパパは考えてあげたいですね。
暑いのかな?寒いのかな?
のどが渇いたのかな?おなかがすいたのかな?
明るくなって目が覚めちゃったのかな?暗いのが怖いのかな?
おむつが汚れているのかな?汗をかいて気持ち悪いのかな?
体調が悪いのかな?何かにぶつかったのかな?
夢を見たのかな?ママやパパがそばにいると感じられなかったのかな?
抱っこして欲しいのかな?さみしいのかな?
まずは考えられることを一通りしてみましょう。
原因がはっきりしていれば、それが解決すれば落ち着くでしょう。
原因がはっきりしないことも多いと思います。
そんなときは、ゆったりとした気持ちでしっかり抱きしめてあげて、ちゃんとそばにいることを伝えてあげましょう。
薄明るい中でママやパパの顔が見えたら安心して眠ることもあります。
ある時は、気分転換で外にでたり、家の中を抱っこやおんぶでゆらゆらしてあげるとねむることもあります。
まどろんでいて自分がわからず、ママやパパがいくらそばにいてもひとりぼっちになってしまったんじゃないかと思いで泣き続けることもあるでしょう。
成長発達のひとつの過程であることは間違いありません。
大人の生活リズムにあうまでは、ストレスに感じてしまうと思いますが、正常な発達段階だと受け止められるゆとりも必要ですね。
夜中の授乳につきあってきたように、大人のものさしではなくお子様のものさしで、受け入れてあげられるといいですね。
泣くことは決して悪いことではありません。
泣くという方法で、お子様なりにメッセージを発しているだけなのです。
ママとパパのどちらかがずっと寝不足で対応していれば、疲れもたまります。
ここはママとパパが協力し合って、日々交代したり、夜泣きを見てもらったときにはありがとう、と感謝の言葉を伝えるなどできるといいですね。
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