みなさんは少年兵士の存在をご存知ですか?
私はテレビや映画を通じて、少年兵士の存在を知りました。
世界の紛争地で、今も30万以上のこども兵が戦っているそうです。
さまざまな事情で、笑ったり、遊んだり、勉強したり、家族で団欒したりすることから離れている子供たちがいます。
そのこどもたちは、笑顔やペンや安らぎと引き換えに、銃をもって戦っているのです。
とても悲しい現実です。
新聞でイシュマエル・ベアさんの記事が載っていました。
彼は今26歳の青年です。
彼は政府軍の少年兵として過ごした体験を綴った「a long way gone(遠く離れて)」の著者です。
この本がニューヨーク・タイムズ紙の週間ランキングでノンフィクション部門の1位になったそうです。
またスターバックスの選書として、全米6000以上の店頭に並んでいるそうです。
戦争は政治家の勝手な大義名分がつけられますが、結局のところ人殺しに過ぎないと私は思います。
戦争とは、最愛の人を人殺しをする戦地へ送り出さなければならないことです。
夫や恋人、育ててきた子供たち・・・。
想像するだけで、とてもつらくなってきます。
こども兵について、戦争について、みなさんはどのように感じますか?
助産師として、ひとりでも多くの赤ちゃんがしっかりと抱きしめられ愛情をいっぱい感じて育っていくように、ひとりでも多くのママやパパのサポートをしていけたらいいな、と感じました。
みなさんにとって、そして世界中のみんなが、笑顔のあふれる毎日になりますように・・・。
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