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布おむつ、こぼれ話

読んでくださっている、ママやパパは布おむつと紙おむつのどちらで育ったのでしょうか?

私は布おむつで育ちました。

私のおばあちゃんがお裁縫をして、用意してくれたさらしのおむつ。
「紙おむつもあるけれど、汚れたら洗えばいいんだし、赤ちゃんのおしりにはさらしのおむつが一番いいだよ」と母は言われたそうです。

赤ちゃんグッズをそろえる時に、紙おむつを買おうか相談した時の話みたいです。
7人の子育てをしたおばあちゃんがいうのがいいだろうと、と母は思って布にしたみたいです。

ま、こだわりはなかっただけなのかもしれませんが・・・。

母が働きに出ている時には、父が私をおんぶしてうんちのついたおむつを洗ったり、おむつが足りなくなりそうだと思うと慌ててアイロンをかけたんだ、と楽しそうに話してくれました。

3歳になるころまでおむつはしていたようなのですが、それまで布だけで、3歳になって初めてお出かけの時だけ紙おむつを使ったんだと、聞きました。

2枚くらいあててたけど、顔を見ればおむつが汚れたかどうかすぐにわかるし、教えてもくれたから楽だったよ。
洗濯は大変だったけど、洗濯機が洗ってくれるし、さほど大変でもないよ。
だまってじーってみてきたときはおしっこだったね、とにこにこ楽しそうな声。

今でも鮮明に覚えているんだな、とびっくりしつつも、話を聞きながら心があったかくなってきました。

おむつかぶれには一度もならなかったよ、その子の体質もあるだろうけど、こまめにかえてあげてれば
ならない!と言い切ってました、うちの父。

そして今のような時代は、あえて布おむつにしてあげて、もっと子供とかかわるようになったらいいのかもね、と貴重なご意見までいただいてしまいました。

そのとおりかもしれませんね。
そして地球環境のことも考えると、布おむつのほうがいいなぁと感じました。

おむつの話から、あれこれと小さい頃の話題へと発展していきましたが、父と母の愛情の中で私は育ってきたんだな、と幸せを感じました。

みなさんも、自分のお父さんやお母さんにたずねてみたら、いろんなお話が飛び出してきておもしろいかもしれませんよ。
助産師としてもおすすめしちゃいます!



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